私が帰ってきたとき
部屋の明かりであなたが起きているのがわかる
階段を1段のぼると
そこにいるときあなたの視線を感じる
もしこのあなたの王国の王ならば
あなたが自分のものだと思っているこの女王を
私を手放すのが賢明とわかるのに
もういちど狩りをさせて
もう一度ひとりで世界をみたいの
もう一度生きるチャンスを
私を行かせて
読んでない本 痛々しい視線
テレビはついているけど、音はおさえてる
しばらく止まって そしてあなたは始める
ネコが運んできたものをみて
もしこのあなたの王国の王ならば
あなたが自分のものだと思っているこの女王を
私を手放すのが賢明とわかるのに
もういちど狩りをさせて
もう一度ひとりで世界をみたいの
もう一度生きるチャンスを
私を行かせて 行かせて |